贈る言葉

学位記授与式が学科ごと教室で執り行われました。

今回は、卒業式も卒業記念パーティーも中止となりましたが、彼らには、これはこれで良い思い出になると思います。


卒業する君たちへ・・・
君たちは、4月から医療従事者として病院に勤務する。
まだ社会人1年目ということもあり、仕事を憶えるだけで精一杯になると思うが、患者様にとってはベテラン医療従事者と同じような対応を求められることでしょう。
すぐには、ベテラン医療従事者と同じようには働けない・・・
しかし、挨拶や気配りといったものは誰にでも出来るはず。
患者様には（他の医療スタッフに対しても）、常に誠意ある行動をしてもらいたい。

そして東北地方へ就職する者は、被災地からの傷病者への治療に関わるかもしれないし、関東地方で就職する者にとっても、輪番停電の影響で医療機関に混乱が起きている。
よって、研修期間なしに即戦力として臨床業務を求められるかもしれない・・・
いつまでも学生気分でいるのではなく、しっかりとした『心構え』をしていてほしい。



最後に、これからは同じライセンスを持つ『仲間』として医療と向き合い、共に医療技術の向上と医療の安全を目指しましょう！
ガンバレ！！